ITの世界はキャリア重視のところがあります

技術者や職人系の仕事、専門職に就いている人は、キャリアアップ志向が高いと思います。そもそもここでの「キャリア」というのは「経験」や「経歴」などを指します。

キャリアとスキルというのを同じ意味で捉えられている方も多いと思いますが、スキルというのは「資格」であって「経験」ではありません。実務経験なしでも出来るスキルアップはありますしね。しかし、職人系はそこまでないとしても、技術者や専門職などには資格があって初めてキャリアを積むことができるという職種もありますから、いくらキャリアを積みたくてもスキルがないとそういった世界では通用しませんし、逆にスキルだけあってもキャリアがないと実用性がなく、宝の持ち腐れ状態になるだけです。

いろんな経験を積むために看護師だったらいろんな病院、いろんな診療科目を経験する人がいますし、職人系なら修行しに行ったりします。IT系の企業に勤める人も、いろんな現場で経験を積んでいきます。初めは新卒未経験で、右も左も分からずITの世界に飛び込み、訳の分からない専門用語並べたてられて、おろおろしていても、仕事をしていくうちに、エンジニア系に進みたい。プログラマ系に進みたい。キャリアアップして優秀なITコンサルタントになりたい!などとどんどん夢は膨らんでいくと思います。

その時にきちんとした企業に就職していると、キャリアアップのサポートをしてくれる企業もあります。IT業界は慢性的な人手不足に悩まされているため、即戦力も欲しいですが、将来有望な技術者を育てることも重要視されていますので、企業内で資格取得のためのカリキュラムを用意してくれたり、研修制度がきちんとしているところも増えてきています。

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